ミニマリスト

ミニマリストな家族になろう!子供と一緒にミニマルに暮らす方法

ミニマリストな家族になろう

家族が増えると当然家にモノが増えます。子供ができれば、おもちゃに学習用品・・・と買わざるを得ないモノがとても多くなります。ミニマリストとして暮らすのは無理!と感じる方も少なくないのではないでしょうか。

ですが、収納術や持ち物に工夫すれば家族がいてもミニマルに暮らすことが可能です。今回はミニマリストな家族になるためのポイントや収納術、持たなくてもよいモノについて解説していきます。

家族が増えてもミニマリストでいることはできる!

家族が増えてもミニマリストでいることはできる
家族が増えればモノも増えますが、それでも家族の中で工夫をすればミニマルな暮らしをすることができます。

家族でミニマリストというご家庭は実は少なくありません。モノで溢れた生活に嫌気がさして、家族を持ってからミニマリストを目指すようになった人もいます。

家族でうまくミニマルな生活をしている人たちは、どんなことを心がけているのでしょうか?

家族の間でミニマルに暮らすルールをつくろう

自分一人が「ミニマルに暮らしたい!」と思っても、家族の間で理解が得られなければ実現するのは難しいですよね。

一生懸命持ち物を厳選したり、断捨離したりしているところに、他の家族が物を散らかしはじめたらいくら自分が頑張っても無駄になってしまいます。

家族でミニマリストになるのに一番良い方法は、家族の理解を得てミニマルに暮らすためのルールをつくることです。

例えば、

  • 1つ買ったら1つ捨てる
  • テーブルの上や床に物を置かない
  • 収納スペースに入らない物は手放す

など。

家族全員で同じルールを共有して暮らせば、自分だけが頑張っていて家族に反発される、という状況を防げます。

どれくらいモノを持たないことを徹底するかというのは人によって異なるので、家庭の中で無理のない範囲でルールを作りましょう。

持ち物はよりシビアに選ぼう

人数分モノが増えることを考えると、持ち物はよりシビアに選ぶ必要があります。子供がいれば、おもちゃや学習道具、学校から持ち帰ってくる工作物など、自分で持つ・持たないを選べないモノも増えるのでなおさらです。

共用のモノはもちろんですが、1人1人の持ち物の量や、新しいモノを買う時の約束事などを共有して家にモノが増えすぎないよう心がけましょう。定期的に持ち物を見直して断捨離することも大切ですね。

ミニマリストな家族のための収納術

ミニマリストな家族のための収納術
家族ができてモノが増えたら、それに適した収納術が必要です。

ミニマリスト家族の収納術において大切なのは、家族の全員が気づいた時にさっと片付けられる環境を整えておくことです。

モノの置き場を決めておく

家にあるモノはすべて置き場を決めておきましょう。しまう場所がわかっていれば片付ける時に迷わずに済みますし、習慣づけがしやすくなります。もちろん、「アレ、どこにしまったっけ?」という時間のロスもなくせます。

また、置き場が決まっていれば家族の誰もが気づいた時にさっと片付けることができますよね。片付けしやすい環境を作れば、自然と部屋が散らかりにくくなります。

子供の持ち物ゾーンを決める

家族で暮らしている人が一番コントロールできない持ち物は、子供のモノではないでしょうか。成長するにつれ、おもちゃや絵本、ゲーム機など様々なものを欲しがります。

決して生活必需品ではありませんが、子供の成長には必要なものです。買うか買わないか、葛藤しないご家庭は恐らくありません。

そんな時は、あらかじめ子供の持ち物を置いておくスペースを決めておきましょう。持てるのはそのスペースに収まっているモノだけで、収まらなくなったらどれか1つを手放すようにすれば、際限なくモノが増える状況に陥りません。

視覚的にわかりやすいので、子供もルールに納得しやすいのもおすすめポイントです。

収納グッズをフル活用

家に元々ある収納って、しまいたいものに対して大きさが中途半端だったり、スペースが余ってしまったりしがちですよね。

1人暮らしや2人暮らしのミニマリストなら、元々モノが少ないので収納に無駄なスペースがあっても問題ないですが、家族となるとそうはいきません。収納を無駄なく使わないとモノが溢れてしまいます。

そこでミニマリストは、無印良品や100均などの収納グッズを上手に活用して、収納スペースを最大限活用できるよう工夫しています。特に愛用者が多いのは無印良品のPPケースやボックス類。

シンプルながら安っぽさやダサさを感じないデザインと耐久性で、とてもミニマリストのファンが多いです。重ねたり仕切ったりも自在にできるので、しまう物に合わせてカスタマイズしやすいのもポイント。迷ったらとりあえず無印が無難ですね。

同じメーカーのもので揃えると、きれいに重ねられる上統一感が出るので、見た目もスッキリします。

収納スぺースは増やさない

一般的な家庭では、収納スペースが足りなくなったら、棚やキャビネットを買うなど収納スペースを増やしますが、これはミニマリストにとっては禁じ手です。

収納スペースを増やす=家に置くモノが増える
棚やキャビネットを買う=床面積が小さくなり、物が多い印象に

モノが増えてきたら収納スペースを増やすのではなく、出来る限りモノを減らすか、既存の収納をもっと効率的に使うことで対処しましょう。

こまごまとしたものであれば、ステーショナリーを活用して整頓し、モノが見えていても片付いているように見える状態を目指すのも手です。

ミニマリストの家族が持たないモノ

ミニマリストの家族が持たないモノ
多くの家庭で当たり前に買っているモノも、ミニマリストの視点で見れば必要ないことがあります。ミニマリストの家族があえて持たないものには何があるでしょうか?

ベッド

家族の人数分ベッドを置くだけで、部屋の面積のかなりの部分が占領されてしまいます。ミニマリストの家族は、ベッドではなく布団を使っていることが多いです。

布団なら使わない時は畳んで置いておけるので、人数分用意しても空間を広く使うことができます。玄人ミニマリストは敷布団の代わりにマットレスを使っていることもありますので、参考にしてみてください。

過剰な衣類

服は断捨離すべきものNo.1と言ってもいいかもしれません。流行を追っているとついつい買い足してしまいがちですが、かなり収納を圧迫するので持ち過ぎは厳禁です。

ミニマリストは私服を制服化する、持つアイテムの数を決めるなど、衣類が増えすぎないよう工夫しています。ミニマリストのワードローブについてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、合わせてご覧ください。

特に子供がいる家庭は、成長に合わせて衣類を買い足していくので子供の服が増えがちです。「誰かにあげるかも・・・」「下の子が生まれた時に・・・」ととっておくのではなく、フリマアプリなどで販売してみましょう。

着られなくなった子供服を売って、そのお金で新しい子供服を買うサイクルができれば節約にもなります。子供服にも流行り廃りがあるので、人気がある内に売ってしまった方が得策です。

子供のおもちゃや工作したモノ

子供のいる家族で悩ましいのが、おもちゃや学校から持ち帰ってきた工作物です。捨てるのもかわいそうに思ってしまいますが、正直実用性がなかったり、飽きてあまり遊ばなくなったりしたものもありますよね。

おすすめの整理の仕方は、保管しておく数や日数のルールを決めておくことです。

例:置いておくおもちゃは〇個まで、新しいものを買ったら1つは捨てるか譲る
例:学校から持ち帰ったものは〇週間は飾っておくけど、それを過ぎたら捨てる

予めルールを決めておけばいちいち子供と言い合いにならずに、シンプルで子供にもわかりやすいです。

子供用の学習机

ミニマリストに限らず、最近は子供の学習机を買わない家庭が増えています。専有するスペースが大きくなってしまうのと、子供が学習机で勉強せず、物置になってしまうことが多々あるからです。

学習机のない家庭では、リビングのテーブルなどで子供を勉強させています。「リビング学習」は、子供が安心して勉強に取り組める、東大に進学する子の多くが行っているということで、進んで取り組む親もいるほど。

収納の面では、キャビネットや棚の一角を学習用品の収納スペースとして確保していることが多いです。学習机を購入するのは、子供が必要性を実感してからでも問題ありません。

まとめ:ルール・収納・持ち物を工夫してミニマリスト家族に!

ルール収納持ち物を工夫してミニマリスト家族に!
一見家族でミニマリストとして暮らすのは無理、というイメージを持ちがちですが、ルール・収納・持ち物の3つに気を付ければ決して不可能なことではありません。

家族がいるからと言ってあきらめず、工夫してミニマリスト家族を目指してみてはいかがでしょうか。